自己免疫性後天性凝固因子欠乏症
(指定難病288)について

概要

血液が凝固するために必要なタンパク質である凝固因子が、先天性や遺伝性ではない理由で著しく減少するため、止血のための止血栓ができにくくなったり、弱くなって簡単に壊れやすくなり、自然にあるいは軽い打撲などでさえ重い出血を起こす疾病です。
ここでは、欠乏する凝固因子の種類により、

  1. 「自己免疫性後天性凝固第XIII/13因子(F13)欠乏症(旧称:自己免疫性出血病XIII)」
  2. 「自己免疫性後天性凝固第VIII/8因子(F8)欠乏症(後天性血友病A)」
  3. 「自己免疫性後天性フォンウィルブランド因子(von Willebrand factor:VWF)欠乏症(自己免疫性後天性フォンウィルブランド病(von Willebrand Disease:VWD))」
  4. 「自己免疫性後天性凝固第V/5因子(F5)欠乏症(いわゆる第5因子インヒビター)」
  5. 「自己免疫性後天性凝固第Ⅹ/10因子(F10)欠乏症

の5疾病を調査対象とします。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「指定難病ページ」よりご確認ください。
※通し番号83、告示番号288、『自己免疫性後天性凝固因子欠乏症』の【概要、診断基準等】よりご覧いただけます。